私たち京都府立医科大学皮膚科では、皮膚や毛、爪、口腔・外陰部粘膜など身体の表面にあらわれるすべての疾患を対象にして、疾患に対する幅広くかつ深い知識をもとに、薬物療法、外科的療法、紫外線・レーザーなどの理学療法などの治療法を駆使して、最善の治療が行えるよう全力で取り組んでいます。また、皮膚疾患は痒みや痛みなどの症状に加えて、症状が目に見えるところにあらわれる苦痛があることを理解し、常に心優しい医療を行えるよう心がけています。
特に、アトピー性皮膚炎、乾癬、皮膚腫瘍、皮膚潰瘍、じんましん、脱毛、アレルギー、色素異常症に対するレーザー治療などの分野については、より高度な診療ができるよう専門外来を設けています。
また、重い症状のある方、集中的な治療や検査が必要な方、大きな手術を受けられる方には、積極的に入院による治療を行っています。
皮膚の病気には、まだ原因が分かっていないものや、よい治療法がみつかっていないものもありますが、国内外の最新の情報をもとに現在可能な最高水準の医療を行い、皮膚に関するさまざまな悩みをお持ちの方の力になれるよう、スタッフ一同、日夜を問わず研鑽を重ねています。皮膚の健康のことで悩みをお持ちの方は、どうぞ私たち京都府立医大附属病院皮膚科を受診ください。